おどけたキャラが物語を光らせる!「お笑いネタの作り方」

この本は最初に感動するストーリーの仕組みと、
人間の交感神経、副交感神経についての解説、
それが刺激されることで人体にどんな影響が起こるかという
壮大すぎる話から始まります。

最初、自分は何の本を読み始めたのか?と戸惑うほど。

しかしそのパートを読み終えると「お笑い(コント)」の作り方に始終していて
また、読み進めていくうちに、最初に難しい説明がされた理由も分かってくるので
最初の方は流し読みした後、最後に読み直すのがお勧めです。
(完全に飛ばすと、解説が理解できないため、斜め読みを推奨します)

ともかく、最初からガッツリ読むと、逆に混乱する本でもあります。


人間が「つい笑ってしまう」原理を利用して
「お笑い」ネタを作り「笑い」を生み出す方法が解説されています。
関東の漫才と関西の漫才は大分違いますが、関東風の漫才かな?と思いました。

さて、漫才と創作がどう結びつくのか、ですが。
映画などで、シリアスな会話の途中に突然おやつをぶちまけて
その場の会話を台無しにするおどけた奴って、いますよね?


本書ではそういう「おどけた奴」は例に出てきませんが、
そういうキャラを意図的に作る方法が載っている本でした。

漫才の入門書としては解説が、創作に寄りすぎていますし
笑えるネタの作り方の本としては解説が漫才に寄りすぎています。

短編小説であれ長編小説であれ、エンタメ作品であれば
「おどけた奴」は大抵なにかの鍵を握っていますが、
おどけ方が不自然だったり、無理にバカをやらせているイメージだと
「あいつが鍵だな」ということが浮き彫りになるだけでギャグの方は楽しめません。

そういうキャラを、漫才のメカニズムを元に丁寧に作り出し、
自然に物語に溶け込ませるには「ボケ」と「ツッコミ」のタイミングが重要です。
バカだけど当たり前に存在していなければならないのです。

また「ボケ」がくどすぎる作品というのも多く見かけますが、
ボケをくどく見せない方法も載っています。

そういう「愛すべきアホ」を作る手がかりが載っている本なので
いちからキャラを作るわけで無くても、ちょっとしたアホなやりとりをして
しらけさせない方法が知りたい人は読んでみてもいいかもしれません。

ただし、この通りに作っても滑らなくなる訳ではありません。
前述の通り笑いには地域性もありますし、最適解が笑いに繋がるわけでも無いので
あくまで「解説されて参考になる」程度の話です。

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2016-08-19 : Kindle :
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