ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス1巻

通称「姫川ゼルダ」が7年振りに発売されてたそうです。
相変わらず情報が遅いな、私(爆笑)。

アプリが自分のiPadに入らなかったので、コミックス化を待つとだけは決めていたのですが。

さて、あのゼルダの伝説という長いRPGの数々を1冊および2冊で
怒濤の勢いで描ききってきた実力が、その逆で生きるのは当然のこと。

トワプリが発売されたとき、プレイヤー達はネット上でこう言った。
「木刀まで1時間」
「トアル村の住民やレジスタンスが薄い」


城下町のモブに至っては話しかけられない仕様。
3Dにしろドットにしろ、人が立っていれば話が聞けるのが
それまでのゼルダだったので、こう言われるのは当然でした。

さて、それが漫画では――。


どこか不自然なリンク。
確実に「生きている」村人達。

学年誌時代には印象的なエピソードを重点的に描くエピソードだったのが、
全ての登場キャラクターに息吹を吹き込めるようになったので、
ゲームのトアル村と違って、とても愛おしい。
しかしゲームをプレイしている時と感覚が似ている。

何故か?

トアル村の人口はそれまでのゼルダの「最初の村」と大差無かったけど
普通の人が多くてキャラが薄かった。
覚えにくいキャラばかりで、自分が異邦人のような感覚に私は陥った。

この漫画では、トアル村のリンクの異邦人っぷりを
プレイヤー心理と似た視点から描いているので、
漫画の世界の暖かい村人達に抱かれながら、
トワイライトプリンセスプレイ時の自分に戻ることが出来る。



恐らくは姫川先生にしかできない離れ業でしょう。
自分の作ったキャラクターではないリンクを。
世界中にファンがいるリンクを。
何度も何度も描いてきた。


思えば、ハイラル・ヒストリアの
スカイウォードソードの前日談の描写も素晴らしかった。
短いページ数なのに、ゲームでは終盤になるほど空気になる
ロフトバードの美しさを見事に描ききっていた。

世界中のゼルダファンをつい納得させてしまうのは、
きっと脇の設定をしっかりと固めて描いているからだと思います。

ただの格好いいリンクなら誰でも描けるかも知れません。
でも、草木が芽吹き動物が生き生きとし、
人間もしっかりと生きている「ゼルダの伝説のリンク」を描いてくれる人は
この先生しかいないと私は思っています。


若い頃、ファンレターを何度も送ってました。…下手な絵を添えて(苦笑)。
ポケスペと姫川ゼルダは、ファンレターを送らずにいられない作品なんですよねぇ。

ま、それゆえムジュラの仮面のオチにすごく納得がいかないのも事実なのですが、
私はほとんどの姫川ゼルダのファンです。
ええ、2巻も楽しみにしています。

最初と最後にミドナの大きい方も小さい方もちょこっと出演してましたが。
姫川先生の描くミドナは、どんなミドナなのかなぁ。


――と、ここでレビューで応援してもあんま意味ないんですよね、現代の出版業界。
久し振りに切手と、便せんと封筒を買ってきますかね。

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