熊本地震6日目:空から支援物資が届く時代がやっと来たんですね

西日本在住。
毎日家中のドアを透かして暮らし、最低限の情報を見ながら
出来るだけ普段通りの生活をするよう務める生活が1週間に近くなってきました。

朝にチェックした新聞では、
自衛隊の物資輸送作戦に米軍の輸送機オスプレイも投入されており
被災地に直接物資を運んでいるとありました。



阪神大震災の時は、校庭に「水をくれ!」「SOS」と大きな文字を書いて
空からの救援を待つ人達が「報道されているだけ」でした。
集められた物資は指定の施設に送られその施設で分配し、
輸送するシステムしかなかったので、
誰が悪いという訳でも無いのですが、ヘリが来ても物資は届かなかったのです。

「報道のヘリがパンを落としていけば良い」という声もあったそうですが、
パニックになるため大局を見れば良くない方法らしく、
とにかく、21年前は
空からの支援は期待できませんでした。


ですので自衛隊が直接、被災地に空から支援物資を送っているという記事を読んで
私は素直に感動したのですが、
物資の空輸作戦に米軍が、特にオスプレイが混ざっていることを
よく思わない人もいるようです。


しかし、少し視野を広げて下さい。
海外で災害が起こったとき、出動しているプロは何ですか。
ボランティアだけですか。
違いますよね。
その国の軍と、友好国の軍隊が救出作戦をやっていますよね?
ボランティアがそれを支える形です。

オスプレイは既に
フィリピン台風やネパール大地震での救援活動も経験済みとのこと。(※ソース:読売新聞)
ゆえに米軍が災害救助に協力するときにオスプレイを投入するのは当然の考えと推測します。

軍隊は戦争のためだけに編成されているのではありません。
有事の際に備えて編成されています。

日本の「自衛隊」という組織の方が特殊なのです。
自衛隊じゃないからといって敬遠するのは、少し視野が狭すぎます。

米軍基地付近の飛行機の発着音がうるさくて学校の窓が開けられない問題。
墜落する米軍機に巻き込まれて怪我をしたり命を落としたりする人達の問題。
確かに、間違いなく日本人と米軍の間に深い溝はあります。

しかし今は、彼らはKUMAMOTOの人達を助けるために動いて下さってるのです。


それはそれ、これはこれ。
あれはあれ、今は今。
そういう風に考えることは出来ませんか。


今一度言います。
阪神大震災の時は、空にヘリが飛んでいても、
空から物資が来ることは期待できないのが現実でした。



私は被災していませんでしたが、近くの県の運動場に文字が書いてあるのが
テレビに映るたび、歯がゆい気持ちになりました。

米軍だから、オスプレイだからと批判しまくるのを、どうか控え目にしてください。
せめてこの地震の余震がもう少し収まるまで。
今は敵対しているわけではないんです。

政治的な戦略があってオスプレイまで混ざっているとは、私も思います。
アメリカ人がオスプレイ投入を当然と考えても、日本人はオスプレイに抵抗があるというのは、
政治家も自衛隊も分かっていて、それでもオスプレイを投入しているとは思います。
でも、それでも構わない。
被災地には、物資が無いんです。
今は、空から物資が届けられる時代になっているんです。
21年前の震災では、空を見上げても希望は運ばれて来なかったのです。


熊本では毎日どこかで土砂崩れが起こり
確保できたと思っていた物資輸送ルートが夜中の余震で無くなったりしている現状らしいです。
しかし、被災地の人が空に期待できる時代になった。
この事象そのものだけは、純粋に喜んでいいはずです。


ちなみに、この記事で東日本大震災に触れていないのは、
単に東日本大震災の時には津波の情報ばかりで
物資輸送の情報は「寸断されているところに届かない」ぐらいしか出ていなくて
比較できる情報が少ないため挙げていないだけです。
しかし、その断片的な情報からでも
「東日本大震災の時もおそらく空から物資は届かなかった」と今なら推測できますね。
晴れてさえいれば空を遮るものは極端に少ないので、
寸断されている地域に物資が空から送られていれば、
情報は「寸断されている地域には
自衛隊が直接輸送ヘリで物資を届けている」になっていたはずですから。
いくつもの震災を経てようやく、空に期待できる時代が来たんですね…。



さて、被災地以外にいる我々に今できること。
・パニックを起こさない、神経を無駄にすり減らさない。
・備える。

・爆買いしない。


災害は被災地も被災地以外も長期戦です。

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